泉谷しげるはエレック・レコドの後で、エレックをけた拓郎の代わりにり出されたスタだった。世の中が泉谷の歌を下手だと言ったも「うまい、うまい」と褒めてくれたという。拓郎の家にびに行くと自分のレコドばかりかせ、イメジとは腹に神で、奥さんは「ツアの荷造りも自分でやって1前から足に行く子供みたいにしそう」という。エレックが倒しフォライフを立したも、拓郎は泉谷を引き入れ、フォライフが内部抗争を始めて泉谷が辞めるも命に引き留めた。「反乱を起こして出て行こうとするのに情がデカい。今でもオレにとって拓郎は独得の色を持った "かなわない男" "目の上のタンコブ"。 拓郎の引な想に振り回されちゃう自分がしいんだから不思だ」と表している。
その泉谷と昔、み屋で大喧をしたことがあるが、拓郎は泉谷にってしまったというエピソドがある。この喧の仲裁に入ったのが森山良子。森山は殴り合っている二人に「こら拓郎!泉谷!いい加にせぃ!」と叫んだという。森山はまだ名代の拓郎を自身のラジオ番（キョリン・フォク・カプセル、ラジオ？）に度々呼ぶなど拓郎を可がったという。森山は1971年から1972年にかけて婚、出（森山奈）のために休した。そのブランクのために1973年はパッとせず。この代になると拓郎らシンガソングライタが台してきて当、"歌曲歌手"というイメジがついていた森山はアルバムがれない状になっていた。1974年の美歌アルバムの完成と「ある日の午後」のヒットで盛り返した森山に1975年、「襟裳岬」を大ヒットさせた拓郎が前の恩を返す形で「歌ってよ夕の歌を」を提供。曲もヒットしたことで森山のイメジは再び"フォクの女王"にった。この後されたアルバム『やすらぎ』には五真弓、岩幸矢、谷川きよしら人シンガが曲を提供することにもなってアルバムとして久しぶりに大ヒットした。森山はこの年「歌ってよ夕の歌を」で第26回NHK白歌合に出した。
かまやつひろしに提供した「我が良き友よ」で歌われる“下をらして奴が来る。腰に手ぬぐいぶら下げて”は拓郎のことを歌ったものと言われた。当の流行の洋服店に入っても店に「今日は下じゃないんですね」と言われ、このは道行く人にもケンカを吹っかけると思われていた。地方で静かに食事をとったり、お酒をんだりしていても店にえられ「今日はおとなしいですね」と言われ「何を期待されてるんだろう」と思ったと言う。かまやつも「50年、この界にいて警察官とケンカをしたのは横山やすしと拓郎だけ。ケンカがいので拓郎を尊敬する」と述べている。
そのかまやつについて、拓郎は「京へ来てから女、アルコルなど派系のびは全部かまやつさん。今日のがあるのは、かまやつさんのおかげ。身体はガタガタですけど」と言う。かまやつは当流行の最先端をいっていた界人らと付き合い、拓郎をそういう人が集う所にれて行った。作家・安井かずみの自宅は「川口アパト（プル付き）」（川口松太郎が造った高マンション）と呼ばれ加まりこ、野子、コシノジュンコや当のトップモデル・シャロン田、ナンシ村井ら多くの界人が集った。そこは大使のような世界で、カルチャ・ショックを受けた。にも介してもらえず、「に京にけてはならない」との思いを更にくした。同者だった安井には「あなたたちが来てから日本はすごくつまらなくなった」「あなたのって男のエゴばかり、女のことなんか何も分かってない」と言われ大ゲンカとなり泣かれて、拓郎にいじめられた、と言い触らされた。しかし安井の言はとてもき、すごい大事な人を失った感じがある、と述べている。拓郎は1986年、加藤和彦のプロデュスで全曲を安井作による『サマルカンド・ブル』というアルバムを出している。
武田矢は拓郎に憧れて上京しエレック・レコドに入った。ところが入った途端、拓郎はCBSソニに移籍。また拓郎が表をった「新ジャナル」にるのも憧れだったが「新ジャナル」もなくなった。つまずきから京暮らしが始まったという。つき合いが始まったのはだいぶ後、武田が映画を撮り始めてから。1982年からの映画『刑事物』の主歌「唇をかみしめて」を拓郎が手けたり1985年、映画『幕末青春グラフィティRonin坂本』に高杉晋作役で出演した。これは坂本を演じた武田が、ずっと背中を追いかけてきた拓郎に一回、こっちを向いてして欲しい、と相手役として遮二二に拓郎を得したもの。また武田は拓郎を高杉晋作役で起用した理由について、拓郎の声はアジテタの声であり、たった一声で千とか万の若者が後について行くような声。それは高杉晋作もそんな声だったんじゃないかと思うという持で、俳では出せないと拓郎においしたと明している。
フォライフの社をしていた、夜中に武田矢から「みませんか」とがかかってきたのを受けて、出かけて行ったのエピソド。夜中の酒のいは断る事も多いが、武田からのいの合は「きれいどころ」が待っており、武田のトクで十分盛り上がっているところで、「はい、今おしていた吉田さん、はいはい拍手!」「よっ、フォライフの社!」などとよいしょされ、美人局のようだったという。
1970年代半ばに、よくペニレインなどで拓郎とんでいたガロの大野真澄は、拓郎から「一人でやれ、一人でやれ」といつも言われてたため、ガロの解散、所属レコド会社の倒もあって1976年、フォライフ入りした。この大野は、新曲より水原弘や服部メロディなど、昭和の歌曲のカバ・アルバムを作りたかった。ところが当は全カバ集を作ってもり方がわからない代、スタッフから「そんなの作ってどうするの?」と言われしなかった。ところが翌年1977年、拓郎が有名なカバ・アルバム『ぷらいべいと』を出したため大野は「にのアイデアを使ったとは思わないけどね」と述べている。